勝負所でディフェンスで高松を圧倒したキングス
昨夜の敗戦後、高松の前田HCは、「積極的にリングにアタックし続ける」と本日の対戦に向けてコメントを残した。その言葉通り、高松は#4 ライオンズ、#31 ウィリアウムス、#25 米澤を中心に果敢にゴールへ攻め込む。沖縄は厳しいディフェンスで挑むも、高松に体勢を崩しながらのタフショットを連続で得点されて、序盤から追いかける形でゲームが展開される。沖縄は9-19と高松に10点リードを許したところで、タイムアウトを要求。タイムアウト後立て直しを図る沖縄は、前線から高松のガード陣にプレッシャーを与えてターンオーバーを誘発し、僅か2分間で高松のリードを1点差まで縮めて1Q終了。 2Qに入っても流れは沖縄のままバスケットボールを展開。沖縄は#4 狩俣のレイアップ、さらには#5 マクヘンリーのダンクで主導権を握りゲームを優位に進める。
後半に入ると高松は全力を尽くし反撃に出る。点数では沖縄がリードする時間帯が続くものの、高松がインサイドで高さを活かしシュートを決めると、外からのシュートも決まり出し、沖縄を苦しめる。対する沖縄はディフェンスとオフェンスの切り替えを早くし、前線を走る#9 小菅や#6 金城へパスを供給し得点を重ねる。さらにリードを広げたい沖縄は、高松のディフェンスをパスでかき回し、フリーになった#9 小菅が3Pシュートを連続で成功させ、4Qのスコアを26対9と攻守に渡り圧倒して、沖縄が高松に93対67で勝利した。
これでキングスのホームゲーム連勝記録は、19となり、八重山開催も負け無しの6勝。シーズン終盤に向い、プレーの精度を高めたい沖縄は、着実に前進を続けている。
【試合結果】
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|
琉球ゴールデンキングス | 18 | 26 | 23 | 26 | 93 |
高松ファイブアローズ | 19 | 20 | 19 | 9 | 67 |
#9 小菅 20PTS
#2 バーンズ 17PTS 5AST
#5 マクヘンリー 17PTS 10RBD 4AST
【観客数 2,506人】