気象庁によると、非常に強い台風11号は4日午後9時現在、フィリピンの東の海上、沖縄本島地方から南南東約1千キロ、大東島地方から南に約950キロの位置にあって、勢力を保ちながら時速15キロで北西に進んでいる。沖縄気象台は6日までに本島地方と大東島地方が強風域に入るとみている。最接近する7日以降は暴風域に入る可能性もあるため、今後の台風の動きに注意を呼び掛けている。
6日、本島地方で風速15メートル、大東島地方で風速23メートルの強い風が吹く恐れがある。5日の海は次第にしけてくる見込みで、6日には本島地方で5メートル、大東島地方で4~8メートルの高波に注意が必要。中心気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートル。風速25メートル以上の暴風域は中心から南側190キロ、北側150キロ。風速15メートル以上の強風域は中心から南側500キロ、北側370キロ。~