もし胃潰瘍になってしまったら・・・
胃酸の影響を受けて潰瘍を形成するものを総称して消化性潰瘍しょうかせいかいようと呼んでいます。消化性潰瘍の代表は、胃潰瘍と十二指腸潰瘍です。
胃潰瘍は、40歳以降の人に多くみられるのに対し、十二指腸潰瘍は10~20代の若年者に多くみられます。十二指腸潰瘍の患者さんは、過酸症かさんしょうであることが圧倒的に多いのですが、胃潰瘍の患者さんは、胃酸の分泌は正常かやや少なめの場合がほとんどといわれています。
胃の粘膜に炎症が生じると、胃の粘膜は多かれ少なかれ障害を受けます。この時、粘膜が深くえぐり取られたものを“潰瘍”と呼んでおり、浅い変化しか生じなかったものを“びらん”と呼んでいます。
びらん性胃炎というのは、腹痛などの症状が胃潰瘍と同じように現れますが、回復は早く、症状は数日で消え、内視鏡で観察すると胃炎の所見も1~2週であとかたもなく消えてしまうことが多いといわれています。これに対して、胃潰瘍は症状が長く続きますし、潰瘍が治癒するのに2~3カ月もかかります。
その後のリハビリは鍼灸治療も可能です。
背中の筋肉が緊張しやすくなり、体が動かしずらくなってきます。
そこに鍼や灸をしていきます。
鍼に関しては痛みなどはほとんどなく安心して受けられます。
灸に関しては、温まる感じ方でやけどはしません。
ぜひ一度体験してみてはどうでしょうか。