
アキレス腱炎には、3つのタイプがあり、1)アキレス腱自体が微細な損傷を起こしたタイプ、2)アキレス腱を包んでいるパラテノンという組織が炎症を起こしたタイプ、3)アキレス腱付着部が炎症を起こしたタイプがあります。アキレス腱は、ふくらはぎから踵にある腱で、足首から先を動かす役割をもっています。このアキレス腱が、急激な伸縮によって強い力がかかり、断裂するのがアキレス腱断裂です。アキレス腱が断裂した場合、足先を足首側に曲げることはできますが、爪先立ちをすることができなくなります。また、断裂した瞬間と、患部を触ったときなどに、強く痛みを感じます。

従来は、外科手術を行うことが主流でしたが、最近では幹部を固定する保存療法も行われています。外科手術と保存療法では、完治するまでの期間が変わらないため、保存療法が勧められるケースが多くなっています。完治までの目安は、治療後1週間程度でリハビリが始まり、半年で完治することが多いようです。痛み(炎症)を助長させないように、飲酒と入浴を控えてシャワー程度にして下さい。屈伸・踏み込み・ジャンプ動作は控えて下さい。強い痛みが落ち着いたら、アキレス腱を伸ばすストレッチを行って下さい