健康な女性の体温には高温期と低温期があります。この体温の差はホルモンの働きによって生じます。生理から排卵までの間を低温期、排卵から生理までを高温期といいます。低温期と高温期の差は約0.5℃で、排卵を境に体温が上昇します。
毎日の体温を線グラフに表したものを基礎体温表といいます。この基礎体温表をつけることで、排卵日が予測できるので、妊娠しやすい期間がわかります。その後、高温期が続けば妊娠に早く気付くこともできます。
月経周期は人によって違い、25日周期の人もいれば40日周期の人もいます。体温も人によって差があるので、毎日しっかり付けて自分の体温と周期を知りましょう。なかなか妊娠ない場合この基礎体温票をつけることで、ホルモンバランスの乱れや異常、無排卵などに気付くこともあります。