<夏の高校野球>大阪桐蔭、浦和学院、済美…強豪校順当に
毎日新聞 7月31日(水)19時3分配信
<夏の高校野球>大阪桐蔭、浦和学院、済美…強豪校順当に
甲子園出場を決め笑顔でスタンドに駆け出す大阪桐蔭の選手たち=大阪市の舞洲ベースボールスタジアムで2013年7月28日、宮武祐希撮影
第95回全国高校野球選手権大会は31日、全国49地区すべての代表が出そろった。史上7校目の夏連覇を目指す大阪桐蔭、同8校目の春夏連覇を狙う浦和学院(埼玉)、センバツ準優勝の済美(愛媛)と強豪校が順当に勝ち上がってきた。
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49代表のうち、春夏連続出場は11校。決勝を戦った浦和学院、済美のほか、センバツ8強に食い込んだ北照(南北海道)、仙台育英(宮城)など実力校が地方大会を勝ち抜き、岩国商(山口)も27年ぶりに復活を果たした。
昨夏に続く連続出場組は14校。中でも聖光学院の7年連続出場は歴代3位に並ぶ記録となり、甲子園出場も5季連続。センバツは不出場ながら日大三(西東京)、横浜(神奈川)など甲子園常連校も顔をそろえた。
伝統校では、通算4度の全国制覇を誇る箕島(和歌山)が29年ぶりの出場。チームを率いるのは故尾藤公元監督の長男の強監督だけに、その采配ぶりも注目される。
夏の優勝経験校は箕島をはじめ7校。特に夏連覇を目指す大阪桐蔭は過去3度の夏を制覇し、通算成績も21勝3敗と抜群の勝率(8割7分5厘)を誇る。
初出場は昨年より5校増の10校。そのうち兵庫大会決勝で夏優勝経験を持つ東洋大姫路を破った西脇工など、7校が春夏通じて初めて甲子園の土を踏む。【和田崇】
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