・かかりつけの病院が妊娠中ということで交通事故治療に前向きでない
・痛みや運動制限などの症状が続いており、改善がみられない
・事故後、数ヶ月経っても普段の日常生活や仕事に支障がある
・妊娠中なので母体に負担が無い治療を受けたい
・病院での治療頻度で満足いかない
施術前の確認事項
当院での施術の前にご確認頂きたいこと。
接骨院で治療を受ける旨を保険会社に連絡する。
(現在通院中の病院からの転医や併用して通院も可能です。)
通っている産婦人科に相談する。
事故による母体と胎児への影響
交通事故によって、母体や胎児に与える代表的な症状がこちらです。
中には母子共に生命を脅かす症状もありますので、該当する症状が無くても、事故後は必ず産婦人科を受診して診察を受けてください。
・腹部圧迫による切迫流産・早産の進行
お腹に強い衝撃が加わることにより、切迫流産や早産が進行する可能性があります。
切迫流産、早産とは「流産、または早産しかかっている状態」です。
妊娠週数によって、切迫流産、切迫早産と呼び名が変わりますが、症状は同じです。
出血や持続的なお腹の張り、子宮口の開大、破水、などが主な症状です。
切迫流産や早産と診断された場合は、安静にして薬を服用しなければなりません。
症状が進行している場合は、入院して絶対安静を指示され、24時間点滴により薬を投与し続けます。
胎盤がはがれてしまう「胎盤早期剥離」を引き起こす可能性があります。
・腹部打撲による胎盤早期剥離
妊娠後期に腹部に強い衝撃が加わ胎盤早期剥離になった場合、胎児への血液や酸素の供給が絶たれてしまいますので、すぐにでも帝王切開で出産させなければなりません。
少しでも遅れると胎児の命が助からない可能性があります。
また、母体も大量出血を起こす可能性が高いので、なるべく早い処置が必要です。
胎盤早期剥離の、主な症状は絶え間ない子宮の痛みと出血です。
激しい腹痛と出血がある場合は、すぐに病院に連絡をしましょう。
・腹部への衝撃による子宮破裂
子宮破裂とは妊娠中や出産中に、子宮になんらからの衝撃が加わり子宮が破裂してしまう症状です。
すでに帝王切開で子供を出産した経験がある場合は、子宮破裂を起こす確率は高くなります。
子宮破裂を起こすと大量出血を起こして、母子ともに命が危ぶまれますので、すぐに帝王切開で出産する必要があります。